『護身用だからといって、持っていればよいというものでもないのです』
防犯グッズに関する体験談や感想を記載しています
護身用グッズは当然、持っているだけでは無用の長物ですし、取り出したところで使いこなせれば意味がありません。ですが実際には、防犯ブザーすらいざという時には鳴らす余裕もないケースが多いのです。まずは長所のみならず短所についてもきちんと把握しておきましょう。
【スタンガン】
有名ですね。スタンガンのスパークは視覚的にも効果がありそうです。が、小型のものは威力があまりないため、電車で痴漢に襲われたときの威嚇くらいには使用できても、暴漢に立ち向かうには心もとないと言えるでしょう。100万ボルトくらいになれば服の上からでも衝撃を与えられるようですが、それでも相手を気絶させるといったところには至らないのです。
【催涙スプレー】
なかなか優秀です。結構なダメージを与えられるのでスタンガンよりはおすすめかも。なにより遠距離で使用できるのは心強いです。ただし風向きに注意!下手すると自分に降りかかって自爆します。それから、選ぶ際は5mくらいの距離は噴射できる、パワーのあるものを選びましょう。
【特殊警棒】
剣道の心得がある人にはともかく、意外と素人さんには使いづらいかもしれません。また、威力がありすぎて過剰防衛になる危険性も。また、延ばして使えばよいというものでもありません。女性や力の弱い人には『スラッパー』(皮製の頑丈な袋の中に鉛が仕込んであり、振り回して使います、靴下に電池を入れたような武器、といえばイメージしやすいでしょうか)の方がおすすめです。ただしこちらも威力はなかなかのもの。車の窓ガラスも簡単に割れるだけの力はあります。
よく聞く有名どころをあげてみましたが、ここに挙げたものに限らずどれでも使いこなすには練習が必要だということ、購入の際は安物買いをするのではなく、多少値が張ってもきちんとしたものを買いましょう。また、奪われることもあるという危険性を必ず知っておいてください。