一度被害にあってから慎重になりました

防犯グッズに関する体験談や感想を記載しています

私は「通り魔」に会ったことがあります。真冬のとても寒い日でした。夜10時半ごろ駅から自宅までの道を歩いていて突然「バッ」と右耳をふさがれたように聞こえなくなり、手をあててみると白いものがべったりついていました。(あとで調べるとヨーグルトでした)。

すぐに前をみると走り去っていく黒い人影がありました。私は怖さで動けなくなり「わぁ~~~っ」と泣いてうずくまりましたが、5分もすると通報しなければと気づき、携帯で連絡すると警官がやってきました。警察署へ連れて行かれ、夜12時頃まで事情聴取を受けました。とても寒いのに現状維持のヨーグルトがべったりついたままの状態で、被害の証拠写真まで撮りました。

それから3日間はショックと寒さの中をヨーグルトをつけたままいたせいか、風邪をひいて寝込んでしまいました。それからは、絶対に一人では夜は出歩かなくなりました。防犯アラームを2つ購入し、1つはバッグにぶらさげ、もう1つは手に握りこんで歩き、昼間でも細い路地や人気のない道を通らなければいけない時は、いつでも鳴らせるようにして歩いていました。

外出から家に帰り玄関の鍵を開けるときも、周囲に変な人がいないか確認してから開けました。家の防犯も厳重になり、賃貸住宅でしたが、玄関ドアの内側からも2つ上と下に鍵をとりつけました。一年位はかなり精神的にも不安定になっていたと思います。それからしばらくして引っ越しをしました。犯人は連続通り魔で未だつかまっていないようです。今も防犯アラームは持ち歩いていますし、周囲の確認は怠りません。女性をこんなに不安にさせるひどい人間がいる以上、自分でできることは徹底的にしなければいけないと思います。