カメラの小型化とリテラシー

防犯グッズに関する体験談や感想を記載しています

デジタルカメラが登場してから、カメラがどんどん小型化してきました。スパイ映画やアニメの世界だったような小さなカメラが、今では数千円から買えるようになりました。

今では携帯電話や、スマホの機能の一つとして、皆当たり前のように使っています。身近な存在になったおかげで、素人がスクープ映像をとる機会も増え、ツイッターやブログに写真を掲載し、楽しめるようになりました。それと同時に、プライバシーの問題も顕在化してきています。

本人が意図しない場面で撮られた写真が、思わぬかたちで世に出回ってしまうようなこともあり、問題となることが増えてきています。気軽に使える分、それを扱う人のリテラシーが大切になってきます。

しかし、まだまだそういったリテラシーをユーザーへ啓発していく環境は十分整ているとは言えません。技術の発展は私たちを豊かにしてくれますが、それを受け入れる社会の環境が整っていない場合もあります。

今や、小さな子供も使う機器となっているので、学校教育の中でそういったリテラシーを学んでいく必要性が、ますます高まってきています。新しく規制で縛ってしまうことは簡単ですが、それでは技術は発展しません。

私たち利用する側が、より質の高い利用をしていくことで、よりその恩恵を受けることになっていくことを期待しています。