持っているから安心なのか?そういう状況にならない気配りが必要だと思う

防犯グッズに関する体験談や感想を記載しています

 護身グッズを持っているから安心というのはどうか。護身をしなくてはならない状況を想像してみると、まず襲われるということがなければ護身の必要はなくなる。危ない所へ一人で行かない、行かなければ良いことだがそうばかりもいかないだろう。

各地で女子高生や女子学生、新入職員(若い女性)を対象とした護身教室が警察官を講師に行われている。「腕をとって逆に」「手を取られたらこうして」「脛を蹴り上げて大きな声で」等々、紹介された新聞記事や映像で見ることがあるが、そうできるものではない。

第一襲う人間と襲われる人間では体力・気力(?)の差が歴然としている。なぜなら、襲う人間が人を選んで襲うからである。自分より体格があり強そうな人間を襲わない。また姿格好(特に服装)で戦えない者を狙うからだ。

護身の第1は服装、特に足回り。そして態度、酒によってフラフラと歩いているのか、目的地に向かってスタスタ歩いているのか。その護身グッズは抑止力になるものが求められる。

たとえば、気配を感じた時に携帯をならし「あ、お父さんもう着くよ」と受け答えを演じれば近くに男性がいると思われる。そういうものをわざわざ襲うことはない。護身グッズを使用しなくてはならない状況に陥ったら本当に最後なのだと思うことが必要だ。